アダルト用語辞典:【愛人バンク】
解説「愛人バンク」
【愛人バンク(あいじんばんく)】とは、愛人を持ちたい男性と、愛人になってお金を得たい女性を取り持つクラブや業者のこと。
希望する男女に会員になってもらい、出会いの場として定期的にパーティを開催し、気に入った者同士で契約の条件を交渉する。
1981年、当時23歳であった美貌の女性社長が愛人を持ちたい男性と、お金を得たい女性とを仲介し愛人契約させるため、都内に会員制の愛人バンク「夕暮れ族」を設立した。
社長自ら「笑っていいとも(フジテレビ)」や「トゥナイト(テレビ朝日)」等のマスコミに、大きく電話番号を記したTシャツで登場し、ブームに拍車をかけた。
社名の「夕暮れ族」とは「中高年サラリーマン」のことで、中高年サラリーマンがデート(実際には売春)をするデートクラブである。
1983年、警視庁が売春斡旋容疑で14軒を摘発し、595件、68人を検挙、夕暮れ族は壊滅した。