アダルト用語辞典:【屍姦】
解説「屍姦」

【屍姦(しかん)】とは、死体を姦する(性的に犯す)ことを言う、性的倒錯の一つ。
広義には死体に欲情する性的嗜好をも指し「死体性愛(屍体性愛)」、「死体愛好(屍体愛好)」、「ネクロフィリア(necrophilia)」とも呼ばれる。
「屍(しかばね)を姦する」に語源を持つため「屍姦」の表記が本来的であるが、ネットでは「死姦」の表記が散見される。
現在、日本では屍姦そのものについて罪に問われることは無いが、殺人や死体損壊に繋がる行為であり、社会的に許容されることはまずあり得ない。
米国では2004年、カリフォルニア州アーノルド・シュワルツェネッガー知事が屍姦を禁止する法案を承認し、これまで法的に罰することが出来なかった死体との姦淫が公式に不法なものとなった(原則として土葬が中心の米国では、この種の事件が多発している)。